250cc以下のバイクは車検がなく維持費が安いため、国内では大型バイクよりも人気、台数が多いです。
車でもそうですが、バイクでも車検となると数日間バイクを預けなければいけないですし、交換部品などがあるとそれなりにお金が掛かってしまいます。
バイクの使い方にもよりますが、総合的みて国内では250cc以下はコスパが良いのはあきらかです。
そんな車検がない小排気量バイクですが、しっかりと点検整備はしていますでしょうか?
車検がないからこそ点検整備にお金は掛けてあげましょう。
自分から整備、バイク屋さんに点検に出さなければ、故障に気づかずにツーリング先・通勤途中にバイクが止まってしまったら大変ですよね。
点検整備で気をつけたいポイントを少しご紹介していきましょう。
目次
日常点検

バイクの日常点検といっても難しいものではありません。
車と一緒で必要な箇所だけ確認出来れば十分ですし、そんなに時間がかかるものではありませんのでしっかり確認しましょう。
点検項目
・ヘッドライト・・・ちゃんと点灯しているのかを確認してください。LEDでない場合はポジション球などが切れる可能性があります。正面から見てヘッドライトが以上に上や下を向いている場合は光軸の調整が必要になります。
・ウインカー・・・こちらも点灯するかの確認。ハザードも合わせて確認が必要です。
・ハンドル周り・・・ブレーキが作動するか、スイッチ関係が正常に作動するのか。アクセルがスムーズに戻らない場合はワイヤーに注油が必要か、ワイヤーが切れるおそれがあるので要注意です。クラッチも同様です。
・エンジンオイル・・・のぞき窓から見て既定値内にオイルが収まっているのか。そのオイルが透明感がないようであれば交換が必要です。
・ブレーキパッド・・・タイヤを正面から見て、ブレーキパッドの残を確認します。目視で2mm以下の場合、ブレーキを掛けたときにキーキー音がする場合は交換か整備が必要です。
・タイヤ・・・異物がタイヤに刺さっていないか、タイヤの溝は大丈夫か。タイヤはスリップサインが出てきたら交換が必要です。
・チェーン・・・チェーンの張りには既定値というものがあり、バイクによってその範囲は違いますが、おおむね上下2センチくらい余裕がある必要があります。
消耗品の確認
バイクは交換しなければならない消耗品のパーツがたくさんあります。
特に、上記の点検項目の部品が主なものになりますが、バイクに乗っていていつもと感じが違うなと感じたらすぐに確認しましょう。
特にタイヤやブレーキ関係というのは命に関わる部品になりますので、点検を怠ると大きな事故に繋がる可能性があります。
バイクの消耗品はある程度は整備しやすいように、簡単に確認することが出来ます。
しかし、部品によっては特殊な工具が必要な部分がありますので、バイク屋さんに交換してもらうことをおすすめします。
バイク屋さんでも

バイク屋さんでは、バイクに異常がないか点検してくれます。
費用はバイク屋さんによって違いますが、だいたい約1万円くらいで消耗品関係など基本的な部分を見てくれます。
そこで異常や交換の必要があった場合はためらわずに整備してもらいましょう。
のちのち故障に繋がるよりか早めに対処しておいた方が安心してバイクに乗れますからね。
1ヶ月に1回の点

点検の目安ですが、だいたい1ヶ月に1回は点検しましょう。
バイクを洗車するときでもツーリング終わりでも点検を付ける癖を付けておけば、自然とバイクの不備に気づきやすくなるでしょう。
バイクは壊れにくいため、多少の不調でも平気で走ってしまいますが、日頃からしっかりと整備をしておけば10年、20年と乗れる丈夫な乗り物ですので、愛車のためにも点検整備をしてバイクライフを楽しみましょう。