ツーリングスポット

関東バイク乗りの聖地。第三京浜保土ヶ谷パーキングエリアに深夜のプチツーリング

第三京浜とは?

東京都世田谷区野毛の「玉川インターチェンジ(以下IC)を起点に、神奈川県横浜市の神奈川区と保土ヶ谷区に跨がる「保土ヶ谷IC」を結ぶ全長16・6㎞の自動車専用道路が「第三京浜道路」だ。

伝説のはじまり・・

関東屈指のバイク乗りの集合場所。それが、第三京浜保土ヶ谷サービスエリア。

wikipedia

東京と横浜を結ぶ、第三京浜道路。

世田谷の玉川インターチェンジから、神奈川県横浜市の 保土ヶ谷インターチェンジまでの16.6Km。

そこを走るライダーか夜な夜な゙集まる場所が、横浜に向かう下り線の保土ヶ谷料金所を出てすぐにある保土ヶ谷パーキンクだ゙。聖地化の発端は。80年代終わりに、空冷4気筒の大排気量二輪車に乗ったライダーが集まった事から始まった。

そしてそのムーブメントのきっかけを作ったのがそのムーブメントを仕掛けたひとりが、バイクアパレルブランド、 イエローコーンの代表取締役、杉田均さんだ。イエローコーンが誕生したのは1987年。

洋服とバイクを一緒にした商品を作ろうというコンセプトが根幹にあった。若い頃からアパレル業界で働いていた杉田氏は、当時から時折フラっと、カワサキの〝Z〟で第三京浜へ走りに行っていたという。

そこを走る杉田氏のバイクは、素人とは思えない本気のチューニングパーツに彩られていた。まだレースでしか使われていなかったパーツを早くから付け、'81年にはダイマグ、'82年にはロッキードのキャリパーを入れていた。

第三京浜に走りに行くと、見るヤツが見れば分かるので保土ヶ谷PAで話し掛けられたりして。杉田氏氏も見せびらかしたい気持ちもあり、よく通っていたろいう。

そこからだんだん口コミで第三京浜にバイクが集まり始めた。話すことといったら、何速で何回転まで回ったとか何キロ出したかって、そんな事ばかりだったらしい。

80年代に入り、スズキやホンダから様々なモンスターマシンが次々に登場してくる中、杉田氏は'70年代に設計されたZ1-Rでそれらに勝つことにこだわり、エンジンチューニングを自ら行い、第三京浜で片っ端から挑戦者を追い抜いて行った。

引用:モーサイ

またその一方で杉田氏は、'83年ころから鈴鹿8耐用にチームTシャツやジャケットを作ってくれないか、とのオファーを受けはじめる。杉田氏の才能は本業のアパレルでも開花しはじめ、ついに'87年11月、アパレルブランド「イエローコーン」が誕生。

そして杉田氏はブランドを売り出す為のプロモーションとして注目したのがバイク乗りでもある杉田さんが仲間たちと走り慣れている第三京浜だった。第三京浜を盛り上げるため、いろいろな仕掛けもしたという。

そのひとつが二輪専門誌に第三京浜の熱狂を取材してもらうことがあった。 杉田さんたちイエローコーンチームは 創業した年から4年の間、暑い日も寒い日も毎週、第三京浜に通ったという。

当時、大きな声で言えないようなバトルも頻繁に発生したという。

勝負を挑まれたり。VSイエローコーンが出てきたり。

それでも杉田さん達は走り続けた!毎週のようにイエローコーンでフルチューンしたカワサキに仲間たち乗って走りに出かけフルカスタムされた目立つバイクか第三京浜を゙疾走する!!仲間が集まって走り。 仲間が仲間を呼ぶ。

次第に、人づてに噂が広まっていき、遠方からも大排気量車を改造して速く走ることが好きなバイク乗りが集まるようになっていき、16・6㎞を最速で駆け抜けるのは、どこの誰のバイクなのか?バイクはどんな改造をほどこしているのか?

毎週土曜日の夜、ライダーたちのプライドを賭けた闘いが、深夜の第三京浜で繰り広げられた。

そして聖地に・・

深夜の第三京浜で繰り広げられたバトルの行方を目撃しようと保土ヶ谷パーキングに集まりはじめたギャラリーは、全盛期で数百人にものぼった。

'80年代後半~'90年代前半にかけての話だ。

その後、第三京浜と保土ヶ谷サービスエリアは関東屈指のバイク乗りの聖地となった。令和の現在でも平成の全盛期ほどの勢いはないが、未だにバイク乗り達が一時の出会いを求めこの地にやってくる。

サービスエリアにたどり着いたバイク乗り達は、特になにをするわけでもなく知り合いを見つけると声をかけバイク談義に花をさかせたり、販売機やフードコートで購入した缶コーヒーなどを飲みながら他者の乗ってきたバイクを眺めて過ごす。

さながら深夜のバイクコミュニティ。二輪関係の様々なミーティングが行われている。そして、その後、三々五々別れて帰宅や次のツーリング地へ向かうことになる。

日時として最もにぎわうのは週末の深夜や日祭日の平日。

週末の深夜が最も人出が多く、グラマラスなニュースクールカスタムバイク・こだわりの旧車・最新型のフラッグシップモデルなど自慢の愛車を披露するバイク乗り達でにぎわっている。

たとえソロのライダーでもここに行ってほんの少しの勇気をだして彼らに話かければ、皆気軽に答えてくれ、友達になれるかもしれない・・第三京浜保土ヶ谷サービスエリアは今もそんな場所だ。

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