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ハーレーというバイクについて
憧れのハーレーが欲しいけど高くて手が出せない!なんて思って諦める方が結構いらっしゃると思います。
確かにハーレーは新車価格も国産車と比べると高額ですし、中古市場でも中々値を下げません。
これはハーレーダビッドソンという絶対的なブランドの影響もあります。
中古で安いハーレーとなると、それなりに年式が古いバイクになるかそれなりの走行距離を走っている個体になってしまいます。
しかし、ハーレーは世間で故障が多いバイクとして色々な都市伝説のようなものがありますが、走行距離が少ないバイクより走行距離が多いバイクの方が安心して乗れるという面も持っています。
ハーレーはエンジンが滲んでも当たり前、故障があったら直せばいいのような考え方があります。
なので、年式が古く、走行距離が多いバイクはそれなりに修理、点検を繰り返しているバイクかもしれませんので、走行距離が少ない新しいバイクよりも意外にも安心して乗れるバイクなのです。
よって、市場には中古でもまだまだ乗れるような多少年式の古いバイクでもある程度の高値で取引されている傾向があります。
そんなハーレーを安く手にしたい方のために、比較的値が落ちて、安く購入出来そうな車種をご紹介いたします。
XG750 ストリート750

ハーレーXG750 ストリート750
ハーレーで異例の水冷冷却システムを採用したモデルになります。
排気量が750ccとミドルクラスエンジンもハーレー初の試みです。
ハーレーは現代でも基本的に空冷エンジンを使用しておりますが、水冷を採用したこのXG750モデルは都市部での街乗りを想定したバイクになるのでしょう。
エンジンサウンドは水冷らしく、シャリシャリと機械音のような音が鳴りますが、ハーレー伝統のVツインエンジンの名残でドコドコとした鼓動も味わうことが出来ます。
新車価格も100万円を切るハーレーとしては良心的な値段設定になっています。
水冷エンジンという異例はハーレーなため、正直あまり人気がある車種ではありません。
街中でも他の人と車種がかぶらない面ではいいですよね。
玉数が多くありませんが、中古市場では約60万円代で取引がされており、一番手の届きやすいハーレーなのではないでしょうか。
もちろん足つきも良いため、大型初心者や女性ライダーでも扱いやすい車両なのではないでしょうか。
XL1200C カスタム

XL1200C カスタム
スポーツスターシリーズの1200ccのモデルになります。
特徴的なのは、なんと言っても扁平率の高いフロントタイヤなのではないでしょうか。
新車価格は約160万とハーレーとしては標準な値段になりますが、中古市場では少し前のモデルになると一気に値段が下がっている様子が伺えます。
装備、メッキ具合共に他のスポーツスターモデルと大差はありませんが、1200ccモデルとなるとフォーティーエイトが圧倒的に人気があるため、他の車種がどうしても目立たなくなってしまいます。
XL1200Cはカラーバリーションがオールドルックな感じでとても渋いので、比較的年齢層が上の方々に愛されています。
中古市場では、安い方だと約80万円くらいで状態の良いバイクが取引されています。
このモデルは低価格で低走行の車種が散見されますが、年式が多少古いものが多いので、気にならない方でしたらおすすめです。
XL883L スーパーロー

XL883L スーパーロー
こちらもスポーツスターの883モデルになります。
スーパーローと名のとおり、若干のローダウン気味になっていますが、ほとんどのハーレーが車高が低いためそれほど目立ちません。
スーパーローは新車価格で約140万円と決して安くはありませんが、中古市場では安く取引がされています。
883モデルでは圧倒的にXL883Nアイアンが人気があるため、こちらも目立たなくなっています。
私自身もこの車両を保有していたことがありますが、比較的安値で手にいれる事ができたのでカスタムにお金を掛けることが出来ました。
883特有の加速の遅さ・高速走行のキツさを除けばなんら不満のない車両でした。
高年式、低走行車両でも約70万円くらいと低価格で手に入る883になるため、ハーレー初心者や女性ライダーにもおすすめの車両です。
FXDL ローライダー

FXDL ローライダー
ハーレーといえばローライダーっていうほど昔から人気の車両になります。
かつてはダイナファミリーであったローライダーですが近年ソフテイルファミリーの仲間入りとなりました。
その車体の大きさから街中での取り回しには多少の苦労がありますが、一旦走り出してみると1,746ccのミルウォーキーエンジンが低速から高速まで余裕のある走りを見せてくれます。
新車価格は約200万円と高額になります。
中古市場となると、玉数は多いのですが元々それなりの値段のバイクですので100万円を下回るのは中々ありません。
しかし、玉数の多さから年式が古く、走行距離の多いバイクでそれなりに状態が良いバイクも約80万円くらいからと多いのでそれらを探してみるのもいいでしょう。
ローライダーとなると、今までのオーナーはそれなりにお金を掛けてカスタム、修理をしてきたはずですので、多少古いモデルでもそれほど心配する必要はありません。