「外車」という響きに少しは憧れのようなものがありますよね?
バイクで外車といえば「BMW」「ハーレー」「トライアンフ」など色々とあります。
車でもそうですが外車を所有するとなると少し不安になる方もいらっしゃいますでしょう。
確かに日本で外車を所有すると色々と不便が出てくることがあります。
私は以前、ハーレーを2台乗り継いだ経験があります。
その際に感じた外車を所有することによるデメリットをこれから外車の購入を検討している方の参考になればと思いご紹介していきます。
目次
その1 部品(外車を所有するデメリット)

とにかく外車の部品というのは国産車と比べると高いということです。
ネジ一つにしても規格が違うため、日本では手に入らないものばかりです。
ハーレーの場合ですと、日本ではホームセンターで100円くらいで手に入るようなネジが、3,000円とかで売られていたりします。
全て海外から取り寄せ、輸入になるためその分の費用が上乗せされ高くなるのです。
ネジくらいならまだいいですが、電子部品や大きめの部品となるとさらに輸送代がかかり、国内で販売される時には50%増しなのかというくらい高くつきます。
もちろん日本では製造していない外車なので、これも外車を乗るということの宿命ではあります。
ある程度の経済的な余裕がある方であればこの問題は大したことはありませんが、あまりバイクにお金を掛けれないという方であれば検討した方が良い問題になります。
その2 バイク屋さん(外車を所有するデメリット)

ご自宅の近くにディーラーがあれば問題はありませんが、国産車しか扱っていないバイク屋さんでは修理などは受け付けてくれないということです。
以前私がハーレーに乗っていた頃、ご近所のバイク屋さん(チェーン店)に簡単な修理を依頼したところ、「うちは国産しか直せない。その前にインチ工具がないから無理だよ。」と断られたことがあります。
他のバイク屋さん数店にもお願いしましたが、同じような回答で断られました。
渋々、少し離れたハーレー専門の個人経営のバイク屋さんにお願いすることになりました。
最近では大手のバイクグッズ販売店などは外車の車検、修理も受け付けておりますが国産車よりも少し料金が割高になります。
ご自分で修理できる方であれば問題ありませんが、外車ともなると少し国産車と勝手が違うため下手にいじるのも気が引けてしまいます。
外車を購入前にご近所でそのバイクを直せるお店があるのか事前に確認しておく事も大切になります。
その3 燃料(外車を所有するデメリット)

もちろんですが外車はほとんどがハイオクガソリンになります。
国産車はとても優秀なため大型バイクでもレギュラーでいいバイクはあります。
しかし、外国にはレギュラーガソリンというものがありませんので、ほとんどがハイオクを入れなくてはいけません。
やはり、ここでも外車はお金が掛かってしまうのです。
休みの日は必ずバイクに乗るよという方であれば、レギュラーガソリンのありがたさがわかるでしょう。
リッター辺りたった数円しか違わなくても、これを何回も入れていけば1年間で数万円ほど燃料代だけで変わってくることもあります。
ガソリン代も外車を購入する上で検討する問題です。